ギャラリー「日日」が、日本やドイツのすぐれた「職人のしごと」を見出し、ギャラリーという場から発信しつづけて20年余り。2015年、私たちは京都の中心地、御所東に歴史ある日本家屋と出会い、ギャラリーをここに移すことを決めました。

建てられたのは、おそらく大正期とおぼしき約100年前。室内に一歩足を踏み入れれば、明かり障子、欄間、木枠の窓飾りなど、一世紀近く経っても、全く古びない職人たちの手しごとが迎えてくれます。私たちはその一角をギャラリーに改修し、そして別の一角を、慎重かつ丁寧に、小さなゲスト用レジデンスにリノベーションしました。そして、昔のままの姿をのこした蔵を含むこのレジデンスを、「kura298」と名付けました。

kura298には専用のエントランスがあり、苔庭をのぞむプライベートなラウンジと、ワーキングスペース、ベッドルーム、バスルーム、そしてキッチンがついています。シンプルでありながら、ちょっと贅沢な空間は、我が家のように過ごせる宿。大人の一人旅、または二人旅で京都を訪れるとき、短期、長期滞在のための寛いだ場所を求めるなら、kura298はまさにふさわしい空間です。